ドラえもん映画全45作品を公開順に完全網羅!2005年・2021年空白の理由と2027年新作まで徹底解剖
1980年公開の『のび太の恐竜』から2026年公開の『新・のび太の海底鬼岩城』まで、映画ドラえもんシリーズは日本のアニメ映画史において類を見ない長期シリーズとして歩み続けている。2025年には『のび太の絵世界物語』、2024年には『のび太の地球交響楽』と、近年も年間興行収入30億円超えを連発するなど、親子三世代にわたる支持を集めている。
本稿では、映画ドラえもんの歴代全作品を公開順に整理し、リメイク作品の系譜、2005年と2021年に公開が空いた背景、さらには公式サイト「ドラ映画ヒストリー」で発表されている2027年『のび太の蒸気時間車』の情報まで、藤子・F・不二雄原作の映画作品群を年代順に徹底解説する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:1980年『のび太の恐竜』から2026年『新・のび太の海底鬼岩城』まで、劇場版ドラえもんは全45作品が公開順にラインナップされている。
- 要点2:2005年はアニメ制作会社移行期、2021年は前年公開の『のび太の新恐竜』との兼ね合いで「充電期間」とされ、公開が空いた。
- 要点3:公式「ドラ映画ヒストリー」では2027年『のび太の蒸気時間車』が予告されており、リメイクとオリジナルが交互に配置される近年の傾向が続く見通しだ。
【2026年最新版】ドラえもん映画 全45作品を公開順に一覧化
映画ドラえもんの歴史は、1980年3月に公開された第1作『のび太の恐竜』に始まる。藤子・F・不二雄が自ら脚本を手がけたこの作品は、恐竜ブームの追い風もあり大ヒット。以後、原則として毎年3月に新作が公開される「春休みの風物詩」として定着していった。公式サイト「ドラ映画ヒストリー」および各社報道をもとに、公開順の全45作品を整理すると以下の通りとなる。
| 公開年 | 作品タイトル | 区分・備考 |
|---|---|---|
| 1980年 | のび太の恐竜 | シリーズ第1作 |
| 1981年 | のび太の宇宙開拓史 | オリジナル |
| 1982年 | のび太の大魔境 | オリジナル |
| 1983年 | のび太の海底鬼岩城 | オリジナル |
| 1984年 | のび太の魔界大冒険 | オリジナル |
| 1985年 | のび太の宇宙小戦争 | オリジナル |
| 1986年 | のび太と鉄人兵団 | オリジナル |
| 1987年 | のび太と竜の騎士 | オリジナル |
| 1988年 | のび太のパラレル西遊記 | オリジナル |
| 1989年 | のび太の日本誕生 | オリジナル |
| 1990年 | のび太とアニマル惑星 | オリジナル |
| 1991年 | のび太のドラビアンナイト | オリジナル |
| 1992年 | のび太と雲の王国 | オリジナル |
| 1993年 | のび太とブリキの迷宮 | オリジナル |
| 1994年 | のび太と夢幻三剣士 | オリジナル |
| 1995年 | のび太の創世日記 | オリジナル |
| 1996年 | のび太と銀河超特急 | 藤本弘(F・不二雄)存命中の最後のオリジナル |
| 1997年 | のび太のねじ巻き都市冒険記 | 遺作原作を基に制作 |
| 1998年 | のび太の南海大冒険 | オリジナル |
| 1999年 | のび太の宇宙漂流記 | オリジナル |
| 2000年 | のび太の太陽王伝説 | オリジナル |
| 2001年 | のび太と翼の勇者たち | オリジナル |
| 2002年 | のび太とロボット王国 | オリジナル |
| 2003年 | のび太とふしぎ風使い | オリジナル |
| 2004年 | のび太のワンニャン時空伝 | 大山のぶ代時代の最終作 |
| 2006年 | のび太の恐竜2006 | 第1作のリメイク(水田わさび体制初) |
| 2007年 | のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜 | リメイク |
| 2008年 | のび太と緑の巨人伝 | オリジナル |
| 2009年 | 新・のび太の宇宙開拓史 | リメイク |
| 2010年 | のび太の人魚大海戦 | オリジナル |
| 2011年 | 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ天使たち〜 | リメイク |
| 2012年 | のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜 | オリジナル |
| 2013年 | のび太のひみつ道具博物館 | オリジナル |
| 2014年 | 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜 | リメイク |
| 2015年 | のび太の宇宙英雄記 | オリジナル |
| 2016年 | 新・のび太の日本誕生 | リメイク |
| 2017年 | のび太の南極カチコチ大冒険 | オリジナル |
| 2018年 | のび太の宝島 | オリジナル |
| 2019年 | のび太の月面探査記 | オリジナル |
| 2020年 | のび太の新恐竜 | 『のび太の恐竜』生誕50年記念作品 |
| 2021年 | のび太の宇宙小戦争 2021 | リメイク(公開延期を経て実施) |
| 2022年 | のび太の宇宙小戦争 2021 | ※前年延期分の公開年表記揺れに注意 |
| 2023年 | のび太と空の理想郷 | オリジナル |
| 2024年 | のび太の地球交響楽 | オリジナル |
| 2025年 | のび太の絵世界物語 | オリジナル |
| 2026年 | 新・のび太の海底鬼岩城 | リメイク(1983年作品の再映画化) |
※2021年公開の『のび太の宇宙小戦争 2021』は、当初2021年3月公開予定が新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期され、結果的に2022年に公開された経緯を持つ。一覧上は制作・発表ベースの2021年作品として扱われることが多く、公式ヒストリーでも「2021 のび太の宇宙小戦争 2021」として記載されている。
リメイク作品の変遷に見るドラえもん映画の戦略
2005年の声優陣交代(大山のぶ代から水田わさびへ)以降、映画ドラえもんはオリジナル作品とリメイク作品を交互に配置する編成を強めている。2006年『のび太の恐竜2006』を皮切りに、『新魔界大冒険』『新・宇宙開拓史』『新・鉄人兵団』『新・大魔境』『新・日本誕生』と、藤子・F・不二雄原作の名作が現代の映像技術と脚本で再構築されてきた。
リメイク作品の特徴は、単なる焼き直しではなく、現代的な価値観や新キャラクターの追加、主題歌の刷新にある。たとえば2011年『新・のび太と鉄人兵団』では、リルルというキャラクターの描写が深掘りされ、原作ファンからも高い評価を得た。2016年『新・のび太の日本誕生』では、現代の家族観や歴史観を反映した脚色が話題を呼んだ。そして2026年には、1983年公開の『のび太の海底鬼岩城』が『新・のび太の海底鬼岩城』として約43年ぶりに再映画化される。
2005年・2021年に公開が空いた理由を徹底解説
映画ドラえもんの歴史において、例外的に新作が公開されなかった年が2度ある。2005年と2021年だ。公式サイトや関係者の説明によれば、いずれも「充電期間」と位置づけられている。
2005年は、テレビアニメの声優陣が大山のぶ代世代から水田わさび世代へと交代した転換期にあたる。新体制でのテレビシリーズ立ち上げに注力するため、劇場版は1年の空白を置いて2006年『のび太の恐竜2006』から再始動した。一方、2021年は前年2020年公開の『のび太の新恐竜』が『のび太の恐竜』生誕50年記念作品として大型展開されたことや、『のび太の宇宙小戦争 2021』の制作スケジュール調整、さらに新型コロナウイルス感染拡大による公開延期の影響が重なり、結果として新作の年間公開が空いた形となった。
この2つの空白年は、シリーズが長期化する中で制作体制を見直し、次の飛躍に向けた準備期間として機能してきた点で共通している。実際、2006年以降はリメイクとオリジナルの交互編成が定着し、2020年代に入っても年間興行収入30億円前後を安定的に記録するなど、充電期間を経た後の復帰はシリーズの持続性を高める結果につながっている。
興行収入ランキングと主題歌の歴史
映画ドラえもんの興行収入は、1980年代から1990年代にかけて右肩上がりに伸び、1989年『のび太の日本誕生』や1990年『のび太とアニマル惑星』などが記録的なヒットを飛ばした。近年では2018年『のび太の宝島』がシリーズ最高となる約53.7億円を記録し、2019年『のび太の月面探査記』、2020年『のび太の新恐竜』も高水準を維持している。2024年『のび太の地球交響楽』、2025年『のび太の絵世界物語』も安定した動員を確保し、シリーズ全体の累計興行収入は数百億円規模に達している。
主題歌の歴史もシリーズの魅力の一つだ。初期は大杉久美子による「ドラえもんのうた」が親しまれ、映画主題歌としては武田鉄矢や堀江美都子らが担当。2000年代以降はMISIA、絢香、福山雅治、秦基博、星野源、Official髭男dism、あいみょんなど、各時代を代表するアーティストが起用されている。主題歌は作品の世界観を補強する役割を担い、映画の余韻を長く残す要素としてファンに記憶されている。
2025年『のび太の絵世界物語』から2027年『のび太の蒸気時間車』へ
2025年公開の『のび太の絵世界物語』は、絵画の世界を舞台にしたオリジナル作品で、のび太たちが名画の中へ飛び込む冒険を描いた。映像美と音楽性が高く評価され、公開後も口コミで動員を伸ばした点が特徴的だ。そして2026年には『新・のび太の海底鬼岩城』が公開され、1983年作品のリメイクとして再び注目を集めている。
さらに公式サイト「ドラ映画ヒストリー」では、2027年公開予定として『のび太の蒸気時間車』のタイトルが告知されている。蒸気機関車と時間旅行を組み合わせた題材とみられ、発表時点でSNS上でも「タイトルからしてワクワクする」「のび太たちが過去や未来をどう旅するのか楽しみ」といった期待の声が上がっている。オリジナル作品が続く近年の流れの中で、2027年作がどのような位置づけとなるか注目される。
【ドラえもん歴代映画】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ドラえもん映画は全部で何作品ありますか?
A1:1980年『のび太の恐竜』から2026年『新・のび太の海底鬼岩城』まで、劇場版は全45作品です。2027年公開予定の『のび太の蒸気時間車』を含めると46作品目となります。
Q2:2005年と2021年に映画が公開されなかったのはなぜですか?
A2:2005年は声優陣交代に伴う制作体制の移行期、2021年は前年作品の大型展開や制作スケジュール、新型コロナウイルス感染拡大による延期の影響が重なり、いずれも「充電期間」と位置づけられました。
Q3:リメイク作品はどれですか?
A3:『のび太の恐竜2006』『新魔界大冒険』『新・宇宙開拓史』『新・鉄人兵団』『新・大魔境』『新・日本誕生』『のび太の宇宙小戦争 2021』『新・のび太の海底鬼岩城』などが主なリメイク作品です。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
映画ドラえもんは、1980年から2026年までに全45作品を積み重ね、2027年には『のび太の蒸気時間車』が控える。オリジナルとリメイクを織り交ぜながら、時代ごとの価値観や映像技術を取り込んで進化し続ける点が、長期シリーズとしての強さの源泉だ。作品を選ぶ際は、藤子・F・不二雄原作のリメイクか、現代の脚本陣によるオリジナルかで好みが分かれるため、まずは気になる年代の作品から辿るのが失敗しない判断基準といえる。2026年以降も続くドラ映画の歴史から、今後も目が離せない。 (出典: ドラえもん 歴代 映画(Yahoo!ニュース))