リ・ガズィ・カスタム徹底解剖!CCA-MSV再設計機の設定とMG 5,940円の実像
逆襲のシャアに登場したリ・ガズィは、量産機でありながらアムロ・レイの乗機として印象深い存在だ。その再設計機としてCCA-MSVの系譜に位置づけられたのがリ・ガズィ・カスタム(RGZ-91B)である。本稿では、機体設定とスペックの実数、バック・ウェポン・システムの分離や可逆変形機構といった構造上の特徴、そしてプレミアムバンダイ限定MG(5,940円)の付属品やランナー流用の実情までを整理する。原型機リ・ガズィとの違いを軸に、2026年現在の入手難易度も含めて検証していく。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:リ・ガズィ・カスタムは型式番号RGZ-91B、頭頂高20.9m・本体重量29.8t・出力2,550kWのCCA-MSV系試作機。装甲材質はガンダリウム合金とされる。
- 要点2:最大の特徴は可逆変形機構とバック・ウェポン・システムの分離。エンゲージガンダムのBWS装備をベースに設計されたと伝わる。
- 要点3:MG 1/100は2019年にプレミアムバンダイ限定で発売、価格5,940円。リ・ガズィのランナー流用ながら変形用ジョイントなど専用付属品を同梱する。
【機体設定】リ・ガズィ・カスタム(RGZ-91B)は何のために作られたのか
リ・ガズィ・カスタムは、メカニックデザイン企画『CCA-MSV(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア MSV)』に登場するモビルスーツである。ピクシブ百科事典やガンダムWikiが整理する設定によれば、所属は地球連邦軍、開発はアナハイム・エレクトロニクス、生産形態は試作機とされる。原型となったリ・ガズィを再設計し、実戦運用上の弱点を補う方向で仕様が組み直された点が最大の特徴だ。
アナハイム・エレクトロニクスが手がけた試作機という枠組みは、リ・ガズィが持つ「量産を見据えた高コスト機」という出自と無関係ではない。リ・ガズィ自体がΖガンダム系の設計思想を継ぐ機体であり、カスタムはその延長線上で可変機構と兵装分離の両立を図った実験的な位置づけとされる。型式番号RGZ-91Bの「B」は、原型機からの改修系統を示す記号として読める。
【スペック】出力2,550kW・推力99,000kgが示す機体の性格
公開されている機体データを並べると、リ・ガズィ・カスタムの性格が見えてくる。頭頂高20.9m、本体重量29.8t、全備重量59.1t、出力2,550kW、推力99,000kg、センサー有効半径21,300m、装甲材質はガンダリウム合金とされる。全備重量が本体重量の約2倍に達する点は、バック・ウェポン・システムをはじめとする追加装備の質量を強く示唆する数値だ。
| 項目 | リ・ガズィ・カスタム(RGZ-91B) | 補足・意味合い |
|---|---|---|
| 型式番号 | RGZ-91B | 原型機RGZ-91の改修系統 |
| 所属・開発 | 地球連邦軍/アナハイム・エレクトロニクス | 生産形態は試作機 |
| 頭頂高 | 20.9m | 1/144キットでは全高約20.5m表記も見られる |
| 本体重量/全備重量 | 29.8t/59.1t | 装備込みで約2倍に増加 |
| 出力 | 2,550kW | 原型機からの再設計を反映 |
| 推力 | 99,000kg | BWS搭載時の機動確保を想定 |
| センサー有効半径 | 21,300m | 巡航から交戦までの索敵を担保 |
| 装甲材質 | ガンダリウム合金 | 設定上は「?」付きで伝わる箇所あり |
数値だけを見れば過剰とも思える推力99,000kgは、分離可能なバック・ウェポン・システムを切り離した状態でも機動性を維持するための余裕と解釈できる。センサー有効半径21,300mという値も、単機での哨戒任務を想定した余裕のある索敵性能だ。
【構造】可逆変形機構とバック・ウェポン・システム分離の意味
リ・ガズィ・カスタムを語る上で外せないのが、可逆変形機構への変更である。ガンダムWikiの記述によれば、原型のリ・ガズィをベースに可逆変形に改められ、さらにバック・ウェポン・システムも分離可能という点が本機と共通する仕様として挙げられている。つまり、機体単体での変形と、追加装備の切り離しという二段構えの運用設計が特徴だ。
このBWSについて、同WikiはエンゲージガンダムのBWS装備をベースに設計されたとする説を紹介している。可変機でありながら装備を分離できる構造は、整備性と運用柔軟性の双方に利点がある。変形に伴う負荷を装備側に逃がせるため、機体フレームの設計余裕を確保しやすい。原型機との違いを一言でまとめるなら、「変形の質」と「装備の切り離し」の2点に集約される。
【MG】プレミアムバンダイ5,940円キットの付属品とランナー流用の実際
MG 1/100 リ・ガズィ・カスタムは2019年、プレミアムバンダイ限定品として発売された。価格は5,940円。レビュー記事によれば、付属品はビーム・アサルトライフル、シールド、右銃持ち手パーツ、サーベル持ち手パーツ、平手パーツ、スタンドジョイント2種、変形用ジョイントといった構成である。変形用ジョイントが同梱される点は、可逆変形機構をキットで再現するための専用設計といえる。
一方で、MGリ・ガズィのランナーを流用している点も複数のレビューで指摘されている。原型機との共通性が高い設計であるため、パーツ単位では流用が多く、そのぶん価格が抑えられていると見る向きもある。5,940円という価格設定は、完全新規設計のMGと比較すると抑制的であり、流用と専用追加パーツのバランスが反映された数字だ。
【比較】リ・ガズィとリ・ガズィ・カスタムは何が違うのか
両機の違いを整理すると、原型機リ・ガズィが量産を見据えた設計であるのに対し、カスタムは試作機として再設計された点が大きい。可逆変形への変更、バック・ウェポン・システムの分離対応、そしてエンゲージガンダムBWSをベースにしたとされる装備設計が主な差分だ。スペック面では頭頂高20.9m、出力2,550kW、推力99,000kgといった数値が公開されており、全備重量59.1tという数字からは装備込みの運用を前提とした設計思想が読み取れる。
キット展開の面でも差は明確だ。MGリ・ガズィが通常流通として展開されたのに対し、MGリ・ガズィ・カスタムはプレミアムバンダイ限定。1/144スケールではRGZ-91B リ・ガズィ・カスタムとして、全高約20.5m表記の商品が確認されている。スケールごとに設定値の表記が微妙に異なる点は、資料によって数値の丸め方が違うためで、購入時には各商品ページの表記を確認したい。
【評価】レビューで指摘される長所と注意点
MGリ・ガズィ・カスタムのレビューで目立つのは、変形用ジョイントを含む付属品の充実と、スタンドジョイント2種による展示の自由度の高さだ。可逆変形を再現できる点は、設定考証を重視する層にとって評価ポイントになる。一方、ランナー流用に伴い原型機と共通のパーツが多いことは、新鮮味という観点では留意点として挙げられている。
購入を検討する際の判断基準は明確だ。設定資料としての再現度を重視する人、CCA-MSV系の機体を並べて展示したい人には向いている。一方、完全新規設計の内部フレームや最新フォーマットの可動を求める人には、2019年発売という年次と流用前提の設計は物足りなく映る可能性がある。価格5,940円という水準は、限定品としては比較的抑えられているため、設定重視のコレクターにとっては妥当な線といえる。
【リガズィカスタム】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:リ・ガズィ・カスタムとリ・ガズィの最大の違いは何ですか?
A1:可逆変形機構への変更と、バック・ウェポン・システムの分離対応が最大の差分です。原型機を再設計した試作機という位置づけで、型式番号はRGZ-91Bです。
Q2:MGリ・ガズィ・カスタムの価格と発売時期は?
A2:2019年にプレミアムバンダイ限定で発売され、価格は5,940円です。ビーム・アサルトライフル、シールド、各種持ち手パーツ、スタンドジョイント2種、変形用ジョイントなどが付属します。
Q3:1/144スケールのリ・ガズィ・カスタムは存在しますか?
A3:RGZ-91B リ・ガズィ・カスタムとして1/144スケールの商品が確認されています。全高は約20.5m表記で、設定値の20.9mとは表記の丸め方が異なります。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
リ・ガズィ・カスタムは、CCA-MSVの系譜に置かれたアナハイム・エレクトロニクス製の試作機であり、可逆変形とBWS分離という二つの構造的な特徴を持つ機体だ。出力2,550kW、推力99,000kg、全備重量59.1tという数値は、装備込みの運用を前提とした設計を裏付ける。キットはMGが5,940円のプレミアムバンダイ限定、1/144も存在し、いずれも原型機との共通性を前提とした構成である。
これから購入を検討するなら、まず何を求めるかを決めたい。設定考証と変形ギミックの再現を重視するならMG、省スペースで並べたいなら1/144が合理的だ。限定品である以上、再販の時期は読めない。価格と付属品を照合した上で、納得できる範囲で動くのが後悔しない選び方といえる。 (出典: リ ガズィ カスタム(Yahoo!ニュース))